空想犬猫記

※当日記では、犬も猫も空想も扱っておりません。(旧・エト記)

Serenade

Burgmüller 18 Characteristic Studies Opus 109 の11曲目。終始、美しくも単調なメロディラインをが続く中で、どうやって色を付けて曲として表現するか。演奏で付けられる色成分が多いタイプの曲。それに加え、装飾音を弾くときに中指、薬指と小指が多く使われるので指の独立の強化に使えると思った。5曲目の「The Spring」と同様、初めて練習するときは指が攣りそうになるが、練習を重ねることでテクニックとして確実に指に染み付いていく。小さい成功体験を積み重ねていこう。

メロディを覚えるのは簡単だけど、付随する装飾和音をどのように覚えるか、というのが悩ましい問題で、最初はコード名を併記してみたりもしたけれど、結局どの展開形かまで記憶するのは情報量としてまだ多すぎて出来なかった。結局

  1. リアルタイム・デコード(音楽に合わせて目で音符を読む)⇒ 譜読みの速度向上
  2. 音の組み合わせと響きを耳で覚えてミスを減らす ⇒ 音感の向上

という鍛錬をひたすらすることになった。

次の12曲目あたりから怒涛の後半戦。それまでに力を蓄えておかないと。