空想犬猫記

※当日記では、犬も猫も空想も扱っておりません。(旧・エト記)

致命傷

本日は隣町まで遠征し,静かな浦にて long board を練習する。いつもやっている浜辺に比べて,波も弱く速度も遅いのだが,師曰く「long board には最適」らしい。ゆっくりとした波が長い距離を走るので,確かに長時間乗ることができる。ゆっくりな分,ボードが安定しないので,いつもの波の強い場所よりも,むしろバランス感覚が必要だった。
いい波も滅多にこないので,波にゆられながら,沖でプカプカ待つことになる。で,気付いた。
どうやら私は波に酔うらしいことに。
サーファが波で酔うというのは,何ともお粗末な話である。いつもの浜はあまりに忙しくて,何時間やっても酔うなんてことはなかった。毎週ぷかぷか浮いていれば,治るものなんだろうか…。二回ぐらい波に乗った所で気持悪くなり,諦めずにボードの上に寝転がって慣れるのを待ったが,結局治らず。ボードの上で波にゆられながら「ぐでー」としてたら,わかめの隙間からアザラシ(アシカ?)が顔をちょこんと出して「なにやってんだ」みたいな顔で見ていた。