ウェブ進化論
が,先週末,Costa Mesaのミツワの三省堂に平積みされているのを発見し,速攻で購入。かれこれひと月くらいOrange County近隣の書店をうろついて,ようやく実物にお目にかかることができた。
昨年の夏にはてなを使い始めて,情報の波にもまれてきたので,特にもう新しい内容は書いてないというのが僕の感想。けれどもこの本は,僕がブログの世界に見いだしたもの,感動したもの,可能性を感じたものがなんなのかについて,非常に共感できる,納得のいく解説がなされた最初の本だと言える。なので,梅田さんは日本ではテレビ出演もされたりしてすっかり有名人のようなので,ここで書くまでも無いのかもしれないけど,まだの人には是非お勧めします。
でも,かくいう自分は,ブログ,ソーシャルブックマーク,RSS購読の三大キラーアプリ*1を使ってる人なので,この本に共感するのは当たり前と言えば当たり前なのかもしれないなあと思ったりもする。いわゆるおたくじゃない人はどう感じるのか,皆の感想を是非聞いてみたいところです。
あとで考察すること(覚え書き)
- ネットはどこまで生活を変えうるのか。僕の愛する日本の製造業をどこまで変えうるんだろう
- 僕はいわゆる専門知識(理論)を参入障壁にした「囲い込み戦略」がまかり通っているソフトウェア業界にいるんだけども,この業界はいつまで持つんだろう。ひょんなことからGoogleに食われたりしないだろうか。自分が何か出来るチャンスはあるか
- プロフェッショナルとして挑戦することを怠ってないか>まったりLispを作ってていいのか自分
などなど
*1:勝手に私がそう思ってるだけ