空想犬猫記

※当日記では、犬も猫も空想も扱っておりません。(旧・エト記)

先輩に誘われてゴルフのレッスンを受ける。小学校〜中学校ではスキーとテニスを習っていたが,僕の経験によると,変な癖がつく前にうまい人に教わると,その後の上達が全然違うもののようだ(道具を使うスポーツは特に)。そんなわけでゴルフは基本のキからレッスンプロに教わることにした。4時間ほど素振りの基本とアイアンでまっすぐ打つ練習をする。
プロが長い年月をかけて会得したスイングを教えてくれるのは良いのだが,ちゃんと筋肉の付いていない素人にはしんどい姿勢でとても不合理に感じられた。でも言われた通りに振ると確かにうまく当たる。。体重バランスは6:4で,右足の内側に体重を乗せる。ほんの気持少し体を傾けてKの字になるようにする。バックスイングの角度も,手首の返し方も決まっている。始めはものすごい直感に反しているように感じられたが,教わった通りにやると頭の位置が全然ぶれず,体のひねる力をうまく使えるようになる(気がする)。まだ実感はしてこないが,これはかなり近道のようだ。これは人間がボールを打つための能力を最大限に引き出すために,無駄な動きを全て排した,完成された動作を習得するための練習なのだ。どことなく茶道に通じるものがある。
ゴルフというとお金のかかるスポーツというイメージだったが,こちらではいたって庶民的なスポーツのようす。ゴルフ場も多く,家の周りには車で10分以内に少なくとも3つはコースがある。値段はおおむね$30〜で,一番安いコースは$12からあるとのこと。