空想犬猫記

※当日記では、犬も猫も空想も扱っておりません。(旧・エト記)

2006 年よかったこと探し (1) 〜 アメリカ編

今年も残すところあと二週間。一時帰国を一週間後に控えている。今年は私なりのプラン通り,念願のアメリカ進出を果たしたという意味で,特別な年だった。新しい環境に来たばかりで,良いも悪いもあまり分からんのだけど,今年のいいこと探しをしてみる。

  • 出発を祝うときに,人々の温かさに触れた(1 月〜 2 月。人は人生の中で,結婚式と葬式の最低二回は誉められると言うが,幸運にも私はそれ以外の機会で大勢の方に誉められ,そして『頑張れよ』と言われた。捨てたもんじゃない・笑)
  • nerd な友達が出来た(『日本人』という括りで仲良くなれるので,日本にいた頃よりも友達が増えた気がする)
  • 仕事の幅が広がった(プロジェクトの中で重要なピースであることを感じられるようになった。ひとえに素晴らしいマネージャを得たことと,素晴らしいソフトの開発責任を受け継いだことが大きい)
  • サーフィンを覚えた(最初の一歩を踏み出すのがとても難しいスポーツ。けれども,紫外線が気になる以外は,やり始めると金はかからないし,体力はつくし,それから,人生のあらゆる状況下で『波に乗る』こと,『乗る波を選ぶ(見切る)』ことの大切さを学べる)
  • 南カリフォルニアの素晴らしさを知った(少なくとも私が住んでいるところは,安全で,人々はフレンドリーでフェアであると感じる。この人々のおおらかさには敬服してしまう。気候に目を向ければ,今日サーフィン,明日スノーボード,明後日は砂漠でモトクロス,なんてことが普通に出来てしまう豊かさ。)
  • 日本のソフトウェアの強さを知った(お笑い,マンガ,アニメなどエンターテイメントの分野では,日本は異常なほど突出している…のではないかと思うようになった。日本人すげーなと思う機会が増えた。)
  • 少し視野が広がった(上に関連して。生まれ育った日本って何だったのか,少しずつ分かってきたこと。)

今年は長かった。振り返ると抽象的なことが多いことに気付く。