空想犬猫記

※当日記では、犬も猫も空想も扱っておりません。(旧・エト記)

映像の世紀

YouTube映像の世紀 の最終回が公開されていた。10 分以上の作品ということは,一般ユーザではなく,NHK の中の人が意図的に公開したものなんだろうか。加古隆の音楽も懐かしくて,つい全て見てしまった。NHK が完全有料化されてネット配信されるようになって,アーカイブスにアクセスし放題だったら,きっと私は契約するだろうなあと思う。
映像の世紀」といえば高校生の頃,世界史の授業でも見せられたことを思い出す。
数学,物理,ロボコン,パソコン,とバリバリの理系高校生だった私にとって,世界史の時間はほぼ昼寝に費やされており,授業で見た映像の世紀もエンターテイメントの一つに過ぎなかった。そのことじたいは悔やんでもいないのだが,少しは歴史を勉強するようになって,再び映像の世紀を見てみると,なかなか感慨深いものがある。
映像の中で,ブルーノタウトが引用されていて,高校生の頃,親戚のおじさんにブルーノタウトとかルースベネディクト読めと勧められて,無視し続けたのを思い出す。そういうジャンルも少しは手を出してみようかなあ。
菊と刀―日本文化の型 (現代教養文庫 A 501) 日本文化私観 (講談社学術文庫 (1048))
その話聞いたのも,もう十年も昔の話である。平均寿命が伸びているとはいえ,大人になるのには時間がかかるものだ。