Agile Web Development With Rails: A Pragmatic Guide (The Facets of Ruby Series)
アマゾンから 2 冊本が届く。本命は DHH の Rails 本。この前読んだ「Enterprise Integration with Ruby: A Pragmatic Guide (Facets of Ruby Series)」と同じ The Pragmatic Programmers シリーズ。洋書はよけいな表紙カバーがなく,装丁がきれい。それだけでなく文字もきれいなので,読んでいてとても楽しい(そこかよ!)。
Programming Ruby: The Pragmatic Programmer's Guide
- 作者: David Thomas,Chad Fowler,Andrew Hunt
- 出版社/メーカー: Pragmatic Bookshelf
- 発売日: 2004/10/15
- メディア: ペーパーバック
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Agile Web Development With Rails: A Pragmatic Guide (The Facets of Ruby Series)
- 作者: David Thomas,David Heinemeier Hansson,Leon Breedt
- 出版社/メーカー: Pragmatic Bookshelf
- 発売日: 2005/09/22
- メディア: ペーパーバック
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噂には聞いていたけど,Rails は良く出来ている。なぞの rails コマンドにより殆どの作業が自動化されている。そして framework の中身を殆ど意識することが無い。controller とその action(メソッド)が URL にバインドされてるのと,view と controller も何やら裏で繋がっているらしいということを理解。rails をとことん信用することにすれば,それだけの理解でなんとかなる。さらになぞの script/generate scaffold スクリプトにより,データベースも自由に使えるようになった。ここでいよいよ ActiveRecord が登場。
ここまで内部実装を気にせずに使える framework というのはとても珍しい。これは Rails が,良く出来ているということの証だろう。日頃 C/C++ の API で,脳に汗をかいて働いている私としては,自転車からセグウェイに乗り換えたような気分。複雑で,面倒で,かったるい部分をちゃんと切り分けて自動化して,見えなくしているところがすばらしい。背景にある経験とか知識は膨大なものがあるだろうことは,何となく察することができる。使う側は,その膨大な知識の上にいとも簡単に登れた気になってしまう,あるいは乗っていることにすら気付かなくなってしまうのではないだろうか。
本日は Chapter 1 〜 6 の途中まで。このペースなら1,2週間で rails が一通り使えるようになりそう。