空想犬猫記

※当日記では、犬も猫も空想も扱っておりません。(旧・エト記)

先々週は波が弱く,先週は指を怪我していたため,実に久々な気がする。初心者のくせに相当無謀な乗り方をするので,よく波に巻かれて海の底に刺さったり,ボードを岩にぶつけたりしている。中古を買って本当に良かったと思っている。先々週,浜辺にいた犬に蹴散らされて,さらに二つ穴を空けてしまったので,午前中はエポキシパテで埋め,ヤスリをかけて補修する。傷だらけの by board。
本日は快晴。水温も高く,透明度も抜群だった。波はロングボードにはちょっと高すぎるくらい。ギリギリ足がつく程度の水深 4〜5ft の浅瀬で,水深と同じくらい(そう見えるだけで,実際はもっと低いかもしれない)の高さの波がせり上がって迫ってくる。ロングボードはショートボードとは違って,ドルフィンダイブが出来ないので,太陽にギンギラと照らされた「それ」が迫って来たら,上に逃げるか,潔く巻かれるしかない。上に泳いで逃げられない場合は,ボードだけ波の上に投げ捨てて,自分は波に飛びこんだりする。
最初はただただ高い波が怖かったけど,最近はようやく「あ,俺,戦えてる」と思えるようになって来た。今日は大小の波に,三時間休みなしで,貪欲に練習する。主にポジションの確認。今までは滑り落ちて海の底に刺さってしまっていたような高い波でも,ボードのかなり後ろの方に重心を動かせば,wipe out せずに乗れることがわかった。その他に気付いたこととしては

  • 「決して目をつぶってはいけない」ということ。いくら波をかぶっても,しっかりと目を見開いて前を見なければいけない。なんでかというと,目をつぶってしまうことでバランスを崩してしまうのと,一瞬の動作に空白(何もしない時間)が出来てしまうからである。これはスノボの滑走中に目をつぶってはいけないのと同じ。
  • 「顔を手で拭ってはいけない」ということ。これも同じ理由。瞬きをシパシパして水を払うこと。一連の動作の中で「無駄な動き」をすることになる。おまけに日焼け止めもとれちゃうし,あとで顔がヒリヒリしたりする。

んー,乗ってる最中にはあと一つくらい思いついたんだけど,忘れてしまった。