空想犬猫記

※当日記では、犬も猫も空想も扱っておりません。(旧・エト記)

Grand Canyon

に日帰りで行って来た。先週末1000マイル(約1,600km)強の道のりを二日で走り切ったのに味をしめて,ほぼ同じ距離を一日で往復。始めから分かっていたことだけど,かなり限界に近かった。夕日を眺めることを目標に午前8時に西海岸を出発,午後15時半GC着,4時間ほどトレッキングをして午後20時GC発,午前3時半帰宅。もし同世代の友達がアメリカ旅行に来て「限りある時間の中で色んなものを見(せ)たい」という場合にはお勧めできるかも知れないけど,一人でやるにはかなり限界。絶対領域(違。いずれは,「グランドキャニオンは,ベガスから飛行機でクルーズするに限るよ」などとぬかせるようになりたい。
今回は南側の縁(South Rim)を歩いた。かなり観光地化されていて,ひとりだと少々浮いた気になる。その割に,崖の縁に柵があるのは眺めの良いごく一部だけで,柵はほとんどない。
アメリカの国立公園というのは,実に雄弁だと思う。「私達のやっている開発・保護は100%正しいことです」みたいなメッセージが暑苦しいくらいに伝わってくるのだ。入り口でしっかりお金もとる($25)。キリスト教の精神なのか,さんざん破壊行為をしてしまったトラウマなのか,何となくまだ雰囲気というかノリが掴めていない。けど Moro Rock を登った時にも感じたけど,子供から老人まで,あまねく人が崖の先端まで到達できて,記念撮影できるように整備されている点には,やはり感心。