空想犬猫記

※当日記では、犬も猫も空想も扱っておりません。(旧・エト記)

LUNARR

サイボウズの社長自らスピンアウトして作った LUNARR が発表されたとのこと。様々な種類の書類を共通のインターフェースで管理,共有できるソフト…という理解でよいのだろうか。それを「表」と「裏」というメタファーを発明して実現したところに,むむっと反応。

「あぁ,今まで見ていた画面には,隠されていたこんな便利な『裏』があったんですか」みたいな,もはや感覚的な世界だけど,そう思わされてしまうような面白さがある。しかも,そのアイデアを形にしてしまったところが素晴らしいと思う。

編集対象の文書がメインで,履歴管理のコラボレーションソフトがその文書に付随している,という捉え方,ソフトウェアの立ち位置的なものが独特で興味深い。

それから,サイボウズも素晴らしい情報共有,コラボレーションソフトを作ってる会社だけど,その会社を自らスピンアウトして,新しく作った会社でもやっぱりコラボレーションソフトを作ってるってところが面白い。会社は変わっても,執着しているところは変わってないというか。