空想犬猫記

※当日記では、犬も猫も空想も扱っておりません。(旧・エト記)

Objective-C 2.0 でガベコレがサポートされてた

MacOSX 上でプログラムを組んでいる人は多いと思うが,その中で Objective-C を使っている人ってどれくらいいるのだろう?

この日記では度々触れているが,C と SmallTalk から派生した(らしい,というのは私は SmallTalk についてほとんど知らない)この言語,私はけっこう好きである。その理由の1つが,仕様の小ささ。もう1つは,C,C++のポインタに直にアクセスできること,これはいうまでもなく様々なAPIにアクセスする際に大きなアドバンテージとなる。最小限の拡張で,CともC++とも互換性を保ちながら,動的なプログラミングを可能にしている。唯一の欠点は,近代的な言語には必ず付いているガベコレがないことだと思っていた。そしたら,ついに Objective-C 2.0 でガベコレが実装されたとのこと。

Objective-C は,じょじょに着実に「いい方向」に発展し続けてている気がする…。ホント,かの会社には,本当に筋の良い技術者が集まってるんだろうな。決して先進的ってわけではない(つーか今更?だ)けど「シンプルながら強力な機能」を上手に追加している気がする。

コンパイルオプション自体は 10.4 でもサポートされているみたいだが,man によると,実際にコンパイル済みのバイナリを実行させるには Leopard(10.5)以降が必要なようだ。これを機に Leopard に乗り換えてみるか。クリスマスだし。。。