月曜日
有給。高校の同級生のつてでPasadenaにあるJPLというNASAの施設を見学する。
技術そのものも面白いけど、チームが一丸となって問題に取り組み、成果を喜べる「ミッション」を設計することの大切さに気付いた。宇宙開発の場合はそのあたりが分かりやすいだけで、本質的には身近にある開発のプロジェクトも、同じ原理で動いてよいはず。
単なる思い出作り以外にも、得るものが大きかったのでN君に感謝。
その後、ツアーで一緒だった学生さんをカリフォルニア工科大学に送って、自分も歴史ある超名門校を少しだけ散策してきた。高校の時に物理を志すきっかけとなったファインマン博士が教鞭をとっていた大学である。僕にはおとぎ話のような遠い世界だったけど、子供たちには手を伸ばせば届く「地元の大学」くらいに身近に感じて欲しかったので、マスコット人形のビーバーをお土産に買った。アメリカにしては珍しいゆるキャラじゃないだろうか。
M氏は期待通りカルテック君をぶん投げて遊んでいた。その調子だ。