空想犬猫記

※当日記では、犬も猫も空想も扱っておりません。(旧・エト記)

土曜日:波乗り、買い物

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日の出前6時半から近所で波乗り。膝高の波だがオフショアが吹いてそこそこ楽しめた。久々にボードのワックスをはがしてきれいにしてあげた。

昼ごろ床屋に行き、元サーファの美容師さんからハワイの話や、San Clementeのローカリズムについて話を聞いた。波の立つ位置が決まっているポイントブレークには、ローカル溜まっていたりするらしい。砂浜に勝手に作った休憩所を間違って利用しようものならトラブルになることもあるのだとか。サーフィン以外に砂浜でリラックスするために人々が訪れ、ビーチ全体にブレークが散在する近所の海ではあまり考えられない話であるが、いい波を貪欲に求めるとそういう人々と出会うことも多くなるのかもしれない。

経験上、9割以上はそもそもトラブルを起こさないし、残りの数%の人たちも「がつがつせず控えめに乗っていれば」トラブルになることは無い。アウェイでトラブルが起こったときは、どんなに理不尽なときでも自体の収拾に努めることが最優先で、その他のことは二の次(何しろアウェイだからな)。そしてまずは、それが避けられるものであったか考えて、そうであれば次から避ければよい。避けられないのなら、その場から立ち去るのがよいと思う。

とここまで経験上、といいつつ最初の一節以外は全部想像で書いてみた。私自身はトラブルになったことは全く無いので。不快な思いをしたことといえば、つり師の釣果を覗き見しようとバケツのそばを通ったら「俺の荷物の近くを歩くな」と言われたくらい(なんてけちなやつ!)。どちらかというと、トラブルを起こす人同士が出会うとトラブルになるわけだけど、そういう話にすると目の前に居る話し手の非は何であったかという細かい話になり、それは床屋での談義の限られた空間で扱うには不適切と思われたので言わなかった。同時に「怪我と災いは恥と思え」という「親父の小言」が頭に浮かんだので「サーフィンって比較的安全なスポーツですよねー」という話題を持ち出してみたものの「いや、危険ですよ」と怪我の話に及ぶに至っては、説教になりかねないので、静かに飲み込んだ。こうやってトラブルを避けるという実例でした。

午後はIKEAで子供部屋の本棚と、自分用のブックエンドを買った。IKEAの面白いところは、値段とクオリティに分かりやすい相関があり、量販店にしてはときどき本当によいものも置いてあることがあることだ。このハイエンドブックエンド($5)も明らかに売れ筋ではなく、隅っこのほうに放っておかれていたものの、X-Windowを彷彿とさせるデザインが秀逸だ。