空想犬猫記

※当日記では、犬も猫も空想も扱っておりません。(旧・エト記)

母帰国

産後の手伝いに来てもらっていた母親が帰国する。三歳になるがロクに日本語を喋らない孫を大いに心配し、毎日日本語で語りかけてくれたおかげで、ここ一月の進歩は目覚しいものがあった。息子には意識的に日本語を注入してきたものの、バイリンガルスクールの先生の見たてによれば、息子は英語のほうが強いらしいとのことで、まだまだ先は長い。短い間だったが、ちやさんも豚骨と煮込んで出汁をとった大根を廃棄せずにおでんに再利用するなど、料理から炊事洗濯、子育てに至るまで、色んな日本的な考え方を吸収したみたい。

ゆりかごで泣く長女を見つけた長男が、ゆりかごをゆすってあやす仕草を発見し、和む。長男はここ一月はアンパンマンに嵌まり気味で、ついには寝言にまで出るようになったので、少しずつ興味をそらす試みを始める。

2013年はだらだらと日記を付け続けることを目標にする。唐突に初めて三日坊主にならないよう、今回は年末から助走開始である。すっかり時代遅れになった感があるはてなダイアリーは、逆に言えば、さびれた温泉街のような懐かしい熱気が少し残っていて、むしろ居心地がよい。ソーシャルだとかひともうけのこととかも忘れて、めぐりめぐってまた、Webの片隅でだらだらと文章を垂れ流すという本来の楽しみに戻って行きたい。