お手玉のコツ(3つ)
追記:ジャグリング - Wikipedia のアニメーションをみて、正しい投げ方が判りました。Twitter / xoinu: ジャグリング ...
お盆に帰省した折、自分のおもちゃ箱の中からお手玉が出てきたので、息子のおもちゃにでもと持ち帰ってきたのだった。20年来の夢、3つお手玉をマスターしようと頑張っているのでメモ(あれ、息子は?)。
3つのお手玉のやり方を言葉で説明すると、以下の通りである。
- まず始めに、片方の手に2つ、もう片方の手に1つお手玉を持つ
- 2つ持っているお手玉のうち、1つを空中に投げる
- 投げたお手玉がちょうど山なりの放物線の頂点にきたところで、もう片方の手の中のお手玉を投げる
- お手玉を投げたその手で、最初に投げたお手玉を受け取る
以降はステップ3、4の繰り返しである。
ただし、これだけ理解して、お手玉を放り投げる精度を上げても、あまり長続きしない。イヤ、むしろお手玉を放り投げる精度が上がりすぎると、落ちてくるお手玉と放り投げるお手玉の軌跡が重なり、空中で衝突してしまうのである。
これを避けるためには、落ちてくるお手玉とは別の方向に、お手玉を放り投げなければならない。それは一体どういうことなのか、少し考えてみた。
上記ステップ2で投げるべき方向は、任意であるが、最初は素直に、横に投げればよいだろう。
上記ステップ3で投げるべき方向は、落ちてくるお手玉に対して、手前か奥の2択。落ちてくるお手玉が、自分に対して横向きの軌跡を描いているときは、手前か奥か、余裕のある方向に斜めに投げる。自分に対して向かってくる軌跡のときは、奥に投げてしまうと、さらにきつい角度で遠ざかる方向に投げることになるのでよろしくない。したがって手前、すなわち横方向に投げる。自分に対して遠ざかる軌跡のときは、同様の理屈で奥、すなわち横方向に投げれば良いことになる。
これを図示すると以下のようになる。
図とともに、改めて3つのお手玉の必勝法を解説すると
- 最初はお手玉を右手に2つ、左手に1つ
- 右手から左手に投げる(横方向)
- それを受け取る前に左手から右手に投げる(斜め方向、奥)
- それを受け取る前に右手から左手に投げる(横方向)
- それを受け取る前に左手から右手に投げる(斜め方向、手前)
- ここで2の状態に戻る
図では、左右にあたかも手前と奥の2つのスロットがあるように見えるが、実際は1つの手のひらに対応する。この図に従えば、理論的には3つのお手玉は、左右非対称になる。また模式図の通りに実践するには、投げる位置と受け取る位置を微妙にずらさなければならないことにも注意。その辺の細かいところは体で覚えるしかないだろう。
詰めが甘いかも知れないが、以上が今日考えた3つお手玉のセオリーである。
この図を頭に入れ、横、奥、横、前、横、奥、横、前、、、などと口ずさみながらやれば、きっとうまくなるに違いない。
追記:本気でやりたい人は「ジャグリング」というキーワードで検索するとよいです。