空想犬猫記

※当日記では、犬も猫も空想も扱っておりません。(旧・エト記)

House Cleaning

Generic Function の実装中に,色々,デザインのアイデアが浮かんで来たので少々寄り道中。もともと etolisp は赤い本を読んで,lambda の仕組みを知って感動したのが始まりで,実装し始めたものだ。そのため,Lambda には特別な思いが込められ,特別扱いを受けていた。しかし今日,彼をFunctionクラスの派生クラス(通常の関数と同じ)にエイヤッと追いやると,非常にスッキリ収まることに気付いてしまった。というわけで,Lambda氏は Function 部門の1メンバに格下げ(?)とあいなった。関数系の構造は大体こんな感じ。優秀な従業員に高い評価を与えて manager にしたものの,役割を考えて senior engineer に配置転換するときの,経営者の気分ってこんなものだろうか。

継承の印の下についているハナクソみたいなのは,実装の継承を意味している。クラス Etoron は,etolispの世界の全ての現象の根源をなす仮想粒子…のようなものを想像して命名。