空想犬猫記

※当日記では、犬も猫も空想も扱っておりません。(旧・エト記)

MacOSX に標準添付の Dictionary が使える件

今まで,non-native 向けの英英辞典として,よくロングマンを薦められてきたが,私には,この辞書,何がいいのか分からなかった。この辞書は表現や説明に使われる単語が,平易である点が良いとされているが,裏を返すと

  • 平易な英語の説明を読んでも,表現力その他,あまりためにはならない。
  • 説明語彙が少ないので,本当に的確な言葉の定義になっているのか,怪しい。

という側面があるからだ。

そこで,MacOSX にオマケで憑いてくる Dictionary.app を使い始めた。中身は Oxford の英英辞典っぽい。Dashboard は常時 OFF にしてあるので,アプリの方を使っている。お勧めのポイントは

  • 説明がそこそこ難しい(ので,さらに検索しないと意味が掴めない → 語彙が自然に広がる)
  • 類義語辞典の結果も同時に表示される(→ 語彙が自然に広がる)
  • Mac に標準で入っている
  • 履歴が残る
  • 単語をダブルクリックすることで,その単語にジャンプできる
  • Google Suggest っぽく候補を出してくれる(派生語の検索にも使える)
  • リッチテキストで表示が fancy

などなど。たとえば,spooky って単語を検索してみると

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となる。おいおい,sinister ってなんだよ,と思ったらその単語をダブルクリックすれば良い。で,重要な単語は,そのままコピペして TextEdit をつかって RTF で保存しておく。すると,↓のような,なかなか fancy な単語帳が作成できる。

http://farm1.static.flickr.com/186/430044518_5bf50739b1_o.png

と,こんな感じ。灯台下暗し