空想犬猫記

※当日記では、犬も猫も空想も扱っておりません。(旧・エト記)

靖国参拝

五年間,のらりくらりと終戦記念日を避けて,最後の最後で参拝。この駆け引きはなかなか素晴らしかったと思う。ただ,勘違いして日本国内でナショナリズムが台頭するのが心配。日本として,ゆずれない一線(かどうかは知らないけど,形式上そうなった)は引いておいて,今後はその線をベースに中国韓国と友好関係を深めていってもらいたいところ。個人的には「靖国は譲れません」という現首相のスタンスでいいと思う。
韓国政府は「深い失望と憤り」を表明したけど,政府の公式見解としては,甘ったれてるような気がする。日本政府に一体何を期待しているのか。史上最悪のノムヒョン政権が倒れ,建設的な親日政権が成立することを期待。
中国についてはもう少し様子を見てから考えてみようと思う。騒いでいた春暁ガス田も実はまだ生産していないことが分かったし,彼らのやり方を観察していると,どこまで賢くて脅威なのか,張り子の虎なのか,判断が付かないでいる。加えて経済面でも政治面でも色んなレベルで異なるスタンスで付き合っている気がして,全体像がよく見えて来ないのだ。