空想犬猫記

※当日記では、犬も猫も空想も扱っておりません。(旧・エト記)

歴史もの

文庫本を大人買い。宮本武蔵は(五)まで読んだ。原作では,くさり鎌の宍戸梅軒とも闘わないとはね…。正月にやっていた時代劇は何だったのか。この世界に一体,何が起こったのか。
宮本武蔵(三) (吉川英治歴史時代文庫) 宮本武蔵(四) (吉川英治歴史時代文庫) 宮本武蔵(五) (吉川英治歴史時代文庫) 宮本武蔵(六) (吉川英治歴史時代文庫) 宮本武蔵(七) (吉川英治歴史時代文庫) 宮本武蔵(八) (吉川英治歴史時代文庫) 武田信玄 風の巻 (文春文庫) 武田信玄 林の巻 (文春文庫) 武田信玄 火の巻 (文春文庫) 武田信玄 山の巻 (文春文庫)
お通さんの純愛も,又八のご乱心も,だんだんドタバタ喜劇に見えてきた。しかし,そうかといって,この物語の骨子が損なわれているわけではない。むしろ,バランスを整えるために重要な役割を果たしているようだ。素人ながらに思う。
買い物をしながら,頭の中で,自分のことを「拙者」と呼ぶ自分がいる。夢の中でも「ござる」と申す自分がいる。言葉の世界は実に奥深い。