空想犬猫記

※当日記では、犬も猫も空想も扱っておりません。(旧・エト記)

発音矯正 (1)

そろそろまともな英語が喋れるようになりたくて,カレッジでも教えている,非ネイティブのための発音の専門家に,一対一のプライベートレッスンを受けることにした。一時間 $85 もする本格的なやつで,しかも結構,厳しい。大体 7 回程度のセッションで一通りのコツを教えてもらえるとのこと。
本日は,私の実力測定と,一般的な注意点を指導してもらう。本日指導してもらったポイントは,口を大きく開ける,名詞(noun)と動詞(verb)を強調する。代名詞(pronoun)と前置詞(preposition)は,反対に弱く発音する,母音と子音の発音の仕方。今回は「一番酷い」ところを指摘しただけで,これから細かいところまで徹底的に見てもらえるそうだ。
アメリカ英語の母音は口をより大きくより長く,と言われた。stop は「ストップ」ではなく「ストァーップ」みたいなかんじ。なるほど,確かに迫力がでる。F と H,B と V,R など。R のこつは,舌先を丸めて意識的に口の奥まで動かすこと。日本語の発音で使う舌が二次元的な動きだとしたら,英語で使う舌は三次元的に動かす,みたいなイメージ。アメリカ英語は,全ての R を省略せずに発音するのが正しいとのこと。たとえば,surgery を発音するとき,最初の r を疎かにしがちだが,最初の R も二つ目の R と同じようにちゃんと舌を動かす。for も F と R が入っているので,正しく発音しようと思うと結構しんどい。
とにかく,色んなテキストを家で朗読することを勧められた。朗読に際しては,F と V の発音に予め印をつけて,正しく発音するように心がける。英語を上達させる,というよりは日本語で染み付いた「悪い癖」を抜くことを心がける。

この人よりは,既にうまくなった気がする。