空想犬猫記

※当日記では、犬も猫も空想も扱っておりません。(旧・エト記)

ドル建てカード

「向こうでは,外国人がドル建てのクレジットカードを作るのはとても難しいらしい」という話を聞く。
いろいろ方法はあるのだけれど,Amexだと電話一本でドル建て口座に切り替えられて楽らしいです。なので先日早速契約しました。会費が高い代わりに保証やサポート体制が充実,そして空港ラウンジが使えるようになるなど「ちょっとしたステータス感」が味わえる点もこのカードのいいところです。「渡米直後は何かと物入りでお金を使うから,この月だけは特別に限度額を上げてください」みたいな要望にも快く応じて頂けました。
僕の数少ない経験によると,この手のサービスというのは,ある臨界を超えた瞬間に格段に質が向上するものです。「格段に」とサービスが向上すると考えられる理由は「サービスに割り当てられる経費の部分が値段以上の比率で大きくなるから」なのだと思っていますが,ある商品のおおよその経費とこの効果を知っていると,どんな場面で浪費すべきか判断できるようになります。この話は

  • 海外旅行に行くためだけの10万円と,旅先で使った「さらに10万円」「さらにさらに10万円」で得られるもの,質的,量的な違い
  • 中華レストランで一番安い3,000円のコースと,それよりチョット高めの4,500円のコースの質的な違い

などなど,いろいろな場面で応用が効くかと思います。「Amexの対応の良さ」は僕にとっては非常に満足の行くものだったので,今回の契約は自分でも良かったと思っていますが,人にとっては必要ないという人も当然いるでしょう。自分が購入している色んな商品について,自分にとって一番オイシイのは本当のところどの辺なのか,たまにはじっくり考えてみるのも面白いなあと思いました。