空想犬猫記

※当日記では、犬も猫も空想も扱っておりません。(旧・エト記)

月曜日

Presidents dayで休み。6時起きで波乗り。2月だが水温14、5度であまり寒くない。

昼はモッツァレラチーズを使ったマカロニグラタンが美味しかった。夜は野菜炒めと味噌汁とご飯。

子供たちはママ友の会合。午後は久しぶりに一人で過ごせる時間だったが、結局家族が戻るまで昼寝してしまう。

日曜日

K氏は風邪気味だが、早起きしてアルファベットを書く練習をしていた。

午前中に買い物に出かけ、午後は公演に散歩に連れて行く。M氏はよく走る。K氏と葦の茂みに足を踏み入れ、沼地で少し靴が濡れた。

オリンピックを見ているうちに大河ドラマを見逃す。

金曜日

ソチ五輪開幕、NBCで開会式の再放送を見る。

全世界が注目する中での国旗掲揚と国家の演奏。ロシアにとってはさぞ誇らしい瞬間であろうと思う。なじみの薄い共産圏だからというのもあり、続く開会式の演出も面白い。テロの脅威や工事の遅れなど、問題は沢山あるが、そういうのも全部ひっくるめて、人類が成しうる最大級のイベントはつまるところこういう表現に落ち着くのか、みたいな不思議な納得感を得る。

木曜日

中田育男先生の「コンパイラ」の8章「仮想マシンと通訳系」を読みながら、EtoLispの仮想マシンを設計する。

Lispの世界そのものであるランタイムがあり、ランタイムの中にはいくつかのパッケージがあり、パッケージの中にはシンボルが入っている。これまでの理解によるとLispのシンボルは単なる数字ではなくて、それ自身が関数や値に紐付けられている。持っているといってよい。

値はトマトやキュウリで、関数は包丁や鍋のようなものである。それらがシンボルにぶら下がってパッケージの中にごちゃごちゃ入っている。Lispの世界でやりたいことは、トマトやキュウリと包丁や鍋を使ってカレーライスを作るような作業である。この世界では関数を関数に放り込むこともできる。包丁にモータを取り付けてクッキングブレンダーをつくるようなものだろう。

仮想マシンは、トマトやキュウリなどの材料からカレーを作るまでの手順を定義して、自動的に実行する工場のようなものなのだ。色々異論はあるだろうけど、それくらいの粒度の処理系が自分には扱いやすいと思うので、それを目指して作ろうと思う。

レゴブロックを崩してまた作り直す子供のような気分。

腹が減った。